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【四段取得】合気道四段になって感じたこと|身体の使い方と指導者としてのこれから

【四段取得】合気道を始めて14年。四段になって思うこと  こんにちは。合気道下関道場の代表、日坂奨吾です。

このたび、合気道の四段を取得することができました。

ここまで続けてこられたのは、自分一人の力ではありません。

これまでご指導いただいた先生方、

一緒に稽古をしてくださった先輩方、

そして何度も受けを取ってくれた道場の仲間たち。

多くの方に支えていただいたからこそ、今回の四段取得につながったと思っています。

この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

四段は「ゴール」ではなかった

合気道では、段位が上がるにつれて、当然できることも増えていきます。

しかし、今回四段を取得して改めて感じたのは、

「段位が上がったからといって、合気道が分かったわけではない」

ということです。

むしろ、分からないことが以前よりも増えたように感じています。

初段の頃は、

「技を覚える」

ことに一生懸命でした。

二段、三段になるにつれて、

「どうすれば相手を無理なく動かせるのか」

「自分の身体をどう使えばいいのか」

ということを考えるようになりました。

そして四段になった今は、

「自分ができることを、どうやって人に伝えるのか」

ということを、より強く考えるようになっています。

審査を通して感じた「身体の使い方」

合気道の稽古を続けていると、技そのものに目が向きがちです。

「一教はこうする」

「四方投げはこうする」

「入身投げはこうする」

というように、技の形を覚えていきます。

もちろん、それは大切です。

しかし、長く稽古を続けていると、それだけでは説明できない部分が見えてきます。

同じ技をしているのに、相手が軽く動く人もいれば、力を使っているように見える人もいる。

同じ技なのに、受ける側の身体への負担が全く違う。

そこで重要になってくるのが、

身体の位置関係、重心、足の運び、姿勢、力の方向、タイミング。

こうした一つ一つの要素です。

私は理学療法士として身体について学んできました。

その知識と、長年の合気道の稽古。

この二つを自分の中でどう結びつけていくのか。

それは、これからもずっと考えていきたいテーマです。

「教えること」で、自分自身も学んでいる

合気道下関道場では、初心者の方も多く稽古に参加しています。

初めて合気道をする人にとっては、

「半身って何?」

「受け身ってどうやるの?」

「足はどっちに動かすの?」

というところから始まります。

指導する側にとっては当たり前になっていることでも、初めての人には当たり前ではありません。

だからこそ、

「なぜ、この動きをするのか?」

を自分自身が考える必要があります。

初心者に説明しようとすると、自分が曖昧に理解していた部分が見えてくる。

これは、指導するようになってから特に強く感じることです。

教えることは、単に知識を与えることではありません。

教えることそのものが、自分自身の稽古にもなっている。

そう感じています。

四段になったからこそ、初心者の方を大切にしたい

段位が上がると、「自分は上級者だから」という気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

しかし、道場に初めて来た人からすれば、

四段も初段も、そもそも違いが分かりません。

大切なのは、

初めて道場に来た人が「ここなら続けられそう」と思える環境を作ること。

私はそう考えています。

合気道は、年齢や体力だけで優劣が決まるものではありません。

自分の身体と向き合いながら、少しずつできることを増やしていく。

その過程そのものを楽しめる武道だと思っています。

四段は「次のスタート」

今回、四段という一つの節目を迎えることができました。

ですが、ここで終わりではありません。

むしろ、

「これから何を学び、何を伝えていくのか」

が問われるスタートだと思っています。

これからも自分自身が稽古を続けること。

そして、合気道下関道場に来てくださる皆さんが、

「合気道を始めてよかった」

「身体を動かすのが楽しくなった」

「以前より自分の身体を意識するようになった」

と思ってもらえるような道場を作っていくこと。

それが、四段をいただいた自分のこれからの役割だと思っています。

まだまだ未熟ではありますが、

これからも一歩ずつ、日々精進していきます。

今後とも、合気道下関道場をよろしくお願いいたします。