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氷風呂に40分入れました|合気道にも通じる平常心と呼吸、そして身体づくり
こんにちは。山口県下関市で合気道を指導している、吾體堂下関道場の道場長、日坂奨吾です。
先日、Ice Bath Challengeに挑戦し、氷風呂に40分入ることができました。
初日の20分達成から、さらに挑戦を続けて40分へ。
今回の経験を通して、改めて感じたことがあります。それは、極限に近い環境で落ち着いて呼吸するためには、その場で気持ちを整えるだけでなく、日頃から呼吸のできる身体をつくっておくことが大切なのではないかということです。
氷風呂40分で意識したことは、平常心とゆっくりした呼吸
氷風呂という冷たい環境に身を置くと、身体には強い刺激が加わります。
そのような状況で私が意識したのは、特別なことをするのではなく、インストラクターから教わった呼吸法を守り、できるだけ平常心を保つことでした。
不安な気持ちが出てくることもあります。
「まだ続けられるだろうか」
「このまま落ち着いていられるだろうか」
そんな気持ちが生まれたときこそ、意識を向けたいのが呼吸です。
不安を無理に消そうとするのではなく、教わった呼吸を信じて、ゆっくりと呼吸することに集中する。
今回の経験では、こうした意識の持ち方が重要だと感じました。
合気道にも通じる「平常心」
合気道の稽古でも、相手と向き合ったときに緊張したり、技を失敗しそうになって焦ったりすることがあります。
そのとき、身体に余計な力が入り、動きが硬くなってしまうことがあります。
反対に、落ち着いて呼吸し、自分の身体の状態を感じられれば、余計な力みに気づきやすくなります。
氷風呂と合気道は、まったく異なる活動です。しかし、どちらにも「自分の状態に気づき、必要以上に慌てず、身体を扱う」という共通点があるように感じました。
平常心とは、何も感じなくなることではありません。
不安や緊張があっても、それに振り回されず、自分が意識すべきことに戻ってこられること。
今回の挑戦は、そのことを考える機会になりました。
呼吸ができる身体をつくることが大切
ここで考えたいのが、呼吸と身体の関係です。
呼吸は肺だけで行われるものではありません。横隔膜や肋骨、胸郭、腹部など、さまざまな組織が関わっています。
姿勢や身体の緊張、動き方によって、呼吸のしやすさが変わると感じる人もいます。
だからこそ、呼吸法を覚えるだけでなく、無理なく呼吸できる姿勢や、余計な力みを生みにくい身体の使い方を日頃から学ぶことにも意味があると考えています。
私が合気道の指導や体操教室で大切にしているのも、根性で頑張ることだけではなく、身体の構造に沿って動くことです。
身体をどう使っているのか。
どこに余計な力が入っているのか。
呼吸を妨げるような緊張がないか。
こうしたことに目を向け、日々の稽古や運動の中で自分の身体を知っていくことが大切だと思います。
もちろん、今回40分入れたことだけで、呼吸機能が優れている、あるいは身体が鍛えられていると証明できるわけではありません。氷風呂での耐久時間と健康状態は、分けて考える必要があります。
氷風呂は長く入るほど良いわけではない
今回、40分という時間に挑戦できたことは、自分にとって貴重な経験になりました。
しかし、冷水浴は身体に大きな負担をかけることがあり、長時間入るほど良いというものではありません。冷水による急激な呼吸反応や低体温などの危険もあります。
今回の経験を、そのまま誰にでも勧められる方法として紹介するつもりはありません。
大切なのは、記録を競うことだけではなく、自分の身体の状態を理解し、安全を優先することです。
吾體堂が大切にしている身体づくり
吾體堂下関道場では、合気道を通して身体の使い方を学び、体操教室では日常生活にもつながる動き方を学んでいます。
目指しているのは、ただ筋力や体力を高めることだけではありません。
自分の身体を知り、構造に合った動き方を身につけ、必要以上に力まずに動ける身体を目指すことです。
今回の氷風呂への挑戦も、日頃の鍛錬や身体との向き合い方を振り返る機会になりました。
これからも、合気道や身体の研究を通して、自分自身の身体について学び続けたいと思います。
山口県下関市で合気道や身体の使い方を学びたい方は、ぜひ吾體堂下関道場の稽古や体験にお越しください。
身体を鍛えるだけでなく、身体を知ることから始めてみませんか。