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手の内の実践例 ~合気道とスポーツに活かせる身体操作~
1. 「手の内」とは何か?
合気道でよく言われる「手の内」とは、手のひら・指・前腕まで含めた力の伝え方・抜き方のことを指します。
単に「握る」「押す」ではなく、余分な力を抜きつつ、相手や道具にエネルギーを伝える技術です。
理学療法士の視点で言うと、これは手指屈筋群と伸筋群の協調運動であり、把握力(グリップ)とリリースの切り替えをスムーズに行うこととも言えます。
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2. 実践例① 合気道の技での手の内
相手の手首を取るとき、強く握るのではなく「親指と小指の対角線を意識」して軽く包み込む。
すると、相手に反発を与えずに自分の中心へと力を導くことができる。
「握っているのに、力んでいない」状態が生まれる。
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3. 実践例② ゴルフ・野球への応用
ゴルフクラブを「ギュッ」と握ると前腕が固まり、スイングが硬くなる。
手の内を意識し、「小指側で支え、他の指は軽く添える」ことで、クラブヘッドが自然に走る。
結果:飛距離アップ+手首や肘のケガ防止。
野球バットやテニスラケットでも同様で、「力を抜いて伝える」握り方はパフォーマンスを高めます。
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4. 実践例③ 日常生活での応用
ドアノブを回す
ペットボトルを開ける
荷物を持つ
これらの動作でも「手の内」を意識すると、手首や肘の負担が減り、腱鞘炎やテニス肘の予防になります。
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5. まとめ
「手の内」は合気道だけでなく、すべてのスポーツ・日常動作の効率を高める技術です。
単なる力比べではなく、無駄を省いた身体操作を身につけることで、年齢を重ねても長く快適に動ける身体を作ることができます。
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