― 解剖学的立位アライメントに基づく合気道の身体づくり ―

 

朝晩の冷え込みが増し、体調を崩しやすい季節になりました。

「なんだか疲れやすい」「肩や背中がこる」「風邪をひきやすくなった」――

そう感じている方は、もしかすると姿勢の崩れと呼吸の浅さが原因かもしれません。

 

合気道下関道場では、理学療法士である代表・日坂奨吾が、

**解剖学的な立位アライメント（正しい姿勢の基準）**をもとに、

呼吸・姿勢・動作の関係性を丁寧に指導しています。

単なる“運動”ではなく、身体の本来の機能を取り戻す「再教育」のような時間です。

 

 

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🦴 正しい姿勢とは「筋肉が頑張らない姿勢」

 

一般的に「姿勢を正す」と聞くと、背筋をピンと伸ばして力を入れる人が多いですが、

それは**一時的な“形づくり”**であり、本当の意味での「良い姿勢」ではありません。

 

理学療法の視点から見た解剖学的立位アライメントとは、

「骨格が自然に積み上がり、筋肉が最小限の力でバランスを取っている状態」です。

 

つまり、余分な筋緊張がなく、

足裏から頭頂まで“力が通る”感覚を得られる状態。

この姿勢では呼吸が自然と深まり、

内臓や横隔膜の動きもスムーズになり、

結果的に免疫機能や代謝が向上します。

 

 

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🌬 呼吸が浅くなると免疫力が下がる理由

 

デスクワークやスマホ操作などで前かがみ姿勢が続くと、

胸郭（肋骨まわり）が固まり、横隔膜がうまく動かなくなります。

これにより呼吸が浅くなり、酸素摂取量が低下。

身体は常に“軽い酸欠状態”に。

 

この状態では自律神経のバランスが崩れやすく、

免疫機能の低下や、疲労の蓄積、イライラ、睡眠の質の低下などにつながります。

 

合気道の稽古では、

姿勢を整えながら「深く息を吐く」「体幹で呼吸する」ことを学びます。

これにより、横隔膜・肋骨・骨盤の連動性が高まり、

呼吸そのものが全身運動として機能し始めるのです。

 

 

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🧘‍♂️ 合気道の動きが“姿勢”を鍛える理由

 

合気道の動作は、見た目は柔らかくても全身を使う複合運動です。

特に、足の裏の重心移動、骨盤の回旋、肩甲骨の滑り、背骨の伸び――

これらがすべて解剖学的なアライメントの中で連動します。

 

たとえば「膝を抜く」動作は、

ただ力を抜くのではなく、

骨格を正しい位置に保ったまま、筋の余計な緊張を手放す動作。

こうした感覚を繰り返し稽古することで、

普段の立ち姿勢や歩行動作にも変化が現れ、

自然と疲れにくい身体へと変わっていきます。

 

 

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💪 正しい姿勢は“最高の免疫トレーニング”

 

姿勢が整うと、呼吸が深まり、自律神経が安定します。

自律神経のバランスが整うことで、

免疫細胞（特にリンパ球）が活性化し、

風邪をひきにくい・回復が早い体質へと導かれます。

 

また、深い呼吸は血流を促進し、

体温の維持や内臓機能の改善にも効果的。

結果として「疲れにくく、風邪をひかない身体」になるのです。

 

 

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🩺 理学療法士による安全で理論的な稽古

 

合気道下関道場では、

「姿勢を整える」「呼吸を深める」「身体を楽に使う」をテーマに、

科学的根拠に基づいた指導を行っています。

 

理学療法士として臨床経験を積んだ指導者が、

一人ひとりの体の特徴を見極めながらアドバイスするため、

運動が苦手な方や体力に不安がある方でも安心です。

 

 

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🌇 秋の夜、姿勢を整えに行こう

 

稽古は水曜と金曜の夜に実施。

下関市・山陽小野田市から通いやすく、

仕事帰りに立ち寄る社会人の方も増えています。

 

忙しい毎日の中で、

「姿勢を整える時間」「呼吸を深める時間」を意識的に持つことが、

心と身体を守る最大の“自己投資”になるでしょう。

 

 

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🍂 まとめ

 

解剖学的アライメントに基づく合気道の稽古は、

単なる武道ではなく、

**呼吸・姿勢・免疫を整える“生活の知恵”**です。

 

今年の秋は、

合気道で姿勢を整え、呼吸を深め、

強くしなやかな身体で冬を迎えましょう。

 

📍 合気道下関道場

理学療法士による安心・安全な指導で、

姿勢・呼吸・身体操作を丁寧に学べます。

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